馬主の魅力

誕生から仔馬時代を楽しめる価値

凝縮された「一喜一憂」を味わえることです。

通常馬主になると競走馬を当歳(人間の0歳)~2歳の時期に愛馬を厳選し購入を行なうことになります。

最近は当歳で購入というよりもセレクトセール、セレクションセール、トレーニングセール等の馬主資格を持っていれば簡単に購入できるセリも多く実施されていることもあり、当歳の夏~秋~2歳春頃と購入できます。

購入した時期によってデビューまでにおよそ1年近くかそれ以上の期間があります。当歳馬で購入した場合は、丸々2年以上もデビューまでの期間があります。

誕生からデビューまで首を長くして待つわけですが、実はこの時期が最も愛馬へ対して夢を描き楽しくドキドキする時間でもあります。夢は果てしなくということです。

競走馬にとっては重要な期間です。当歳で購入した時は50~60キロ程度の小さな幼かった仔馬が、離乳、馴致など様々な試練を積みデビューに向けて成長していきます。

購入してからデビューするまでには、当然その仔馬へ命名しますのでまるで自分の子供の成長をみているかのように、自然とどんどん愛着が増してきますし、愛馬はダービー馬やG1馬等などの期待が高まります。
とにかく「一喜一憂」は既に始まっているのです。

子供の運動会を見守る親の心境

「一喜一憂」の世界。

レース中デビュー戦は愛馬のパドックの様子や記念写真、当歳から定期的に接することができた馬程自分だけ見て周回しているという親馬鹿な瞬間を手に入れることができます。

レースでは勝利したい、でも、まずは無事に戻ってきて欲しい。この葛藤もまた「子供の運動会を見守る親の心境」かもしれません。
レース出走予定が決まればそこへ向けてそわそわ、水曜の想定、出走確定の木曜日、土曜出走の場合は金曜に枠順が決まりワクワク、競馬新聞や予想誌関連の印に一喜一憂、人気があるかどうかでこれまた一喜一憂。

パドックで愛馬と対面、調教師や騎手との話しで期待大、とにかく出走まではドキドキ、ワクワク、そしてファンファーレ!デビューレースのファンファーレはG1ファンファーレの様に聞こえるくらいに興奮!運があればウイナーズサークルで記念撮影!

記念撮影できなければ反省と課題で愛馬の無事に感謝ととにかくめくるめく1週間になることでしょう。

これが多い場合は毎週のように味わえる、非日常的空間の世界です。

競馬はドラマ

「一喜一憂」のドラマ。

馬場からスタンド競馬を一般的に馬券で楽しんでいた頃にはあまり気にしていなかったことが見えてきます。

勝てなかった馬達へ、「よく頑張った」という気持ちが自然と湧いてきます。
普段何気なく聞いていた桜花賞やダービー、有馬記念などのG1やその他の重賞競走でも、そこに出走する為の道のりや試練や運の大切さといったことも見えてくるでしょう。

もしかしたら未勝利戦という名も無いレースであっても勝ち上がる難しさを意識するようになるかもしれません。

自分だけしかまだ知らないまだ無名の愛馬であっても、厩舎関係者、牧場関係者などの様々な関係者が1頭の愛馬へ対して愛情や努力、期待などがひしひしと伝わってきます。

競馬の奥深さを知ることができる唯一の方法なのかもしれません。

格言「無事是名馬なり」という言葉が身にしみる 「一喜一憂」のドラマです。

そんな様々なドラマを知った上で、愛馬が大レースに出走、さらには活躍した日には、なにものにも代えがたい感動が待っていることでしょう。

現在では彼が言った言葉では無いという説もありますが、サー・ウィンストン・チャーチル曰く、

「ダービー馬のオーナーになることは一国の宰相になることより難しい」

という格言めいた言葉が有名ですが、ダービー馬のオーナーになる為の第一歩はまず馬主資格を取得し愛馬を持つことから始まります。

凝縮された「一喜一憂」のドラマを経験しませんか?